ポルトガル南東部のアレンテージョ地方にあるグアディアナ渓谷自然公園。その中にある小さな村 Corte Sine の蒸留所で生まれる野生(Wild crafted) の精油ブランド D’Alenguadiana
草花の栽培はしておらず、自生した植物を探しに行くのは、まるで宝探しのようで毎回ドキドキわくわく。大地の恵みに感謝しながら手作業で丁寧に収穫し、それを村の蒸留所に持ち帰って、いよいよ蒸留スタート。この地域の間伐材を燃料に水蒸気蒸留法でオイルを抽出していきます。オーガニックを超える自然の力が凝縮されています。
酪農家であり養蜂家でもある私達は、この地域の自然と密接に暮らしています。自然が豊かに保たれるのを何より望んでいるからこそ、必要な分だけ頂き、そしてまた来年、再来年には新しい芽吹きがあるよう持続可能な方法で収穫・生産を行っています。間伐材を利用すること、時には草木を刈ることが、植生の再生を促すことにも繋がっていきます。
グアディアナ渓谷自然公園はポルトガルの中でも夏の気温が高く、乾燥した気候が特徴です。夏場の雨は乏しく、樹木や草木が大地を乾燥から必死に守っています。そんな厳しくもある環境で、大地に根を生やし、太陽の光をめいいっぱい吸収し、生命力溢れる植物のエッセンスは、古くから人々に重宝されてきました。そんな自然からの恵みをぜひお試しください。
アレンテージョ地方、グアディアナ渓谷自然公園については、こちらをご覧ください ☞ Mertola Alentejo
外壁に描かれた可愛らしい草花が目印の蒸留所。薪を燃料に水蒸気蒸留法で精油を抽出します。蒸留中は精油の香りでいっぱいに包まれます
蒸留所を訪れる方も多く、春から初夏にかけての蒸留が盛んな時期は、タイミングが合えば蒸留仕立ての香りを楽しんでいただけます
D’Alenguadianaの蒸留所を訪れるエコツアーはこちらをご覧ください☞ NATURAL PARK VALE DO GUADIANA
精油になる植物についてはこちらをご覧ください(各精油をクリックしても見られます) ☞ Plants for essential oils